【始まりの碑文】


我は想いを伝えし者也。
黄金郷を目指す者よ、我を手に取り鍵を探せ。

世界の中心に山あり。
山より世界を見つめ、民を知れ。
そこに黄金郷への鍵が眠る。

鍵を手にせし者は、以下に従いて黄金郷へ旅立つべし。

第一の晩に、一なる元素を求めよ。
第二の晩に、選ばれし一人に対なる杭を打て。
第三の晩に、彷徨う者を冥界へと誘え。
第四の晩に、五行の心を得よ。
第五の晩に、愛する者を包み空へと羽ばたけ。
第六の晩に、残りし者は暗闇へと消える。
第七の晩に、光を求め歩み続けよ。
第八の晩に、全てを理解し扉を開けよ。
第九の晩に、異なる二つの真実を聞け。
第零の晩に、原初に戻り三人は旅立つであろう。

魔女は扉を開きし賢者達に、三つの試練を与えるであろう。
 火の賢者は、土へと還れ。
 土の賢者は、金を得よ。
 金の賢者は、火を学べ。

全てを終えし者よ、そこに示されし最後の想いを述べよ。
想い伝わりし時、黄金郷への扉は開かれる。

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